クレジットカード、消費者金融・カードローンの返済ができずに、その督促を無視・放置しておくとどうなるのでしょうか?

「借金の返済が間に合わなかった」

「どうしても今月分が用意できなかった」

「あてにしていたお金が入らなかった」

「不意の出費で予定が狂った」

「借り入れが限度額一杯になってしまった」

借金の返済ができなくなった理由はいろいろあると思います。

ですが、一旦、返済が滞りだすと、借りるときはタレントを使って、

安心してお借りください」、

ご利用ください」、

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等々と 派手に CMを流していたのに、一転、厳しい取り立てが始まります。

督促が激しくなり始める

郵便、メール、電話等々の手段で、どんどん請求がきます。

当然ながら、

「早く払ってください」、

「いつになったら払えますか?」、

等々の支払いを求める内容です。

特に、電話はもう着信がなるだけで精神的に疲労させられてしまいます。

郵便物もどんどん送られてきます。

最初のうちは、はがきのシールをはがしたり、郵便物も開封するものの、どうせ中身を見ても、

「〇月〇日までにお支払いください」

「日々、遅延損害金が発生しております」

「訴訟提起予告通知」

等々、支払いを求める内容が書いてあるだけなのは分かり切ったことなので、開封する気もなくなります。

家族にばれて、家族関係がおかしくなる

郵便物がどんどん送られてきたり、電話がしょっちゅうなりますので、着信があって、ひそひそ話したり、あるいは、着信があっても電話に出ないと、家族はおかしいなと不審に思うのは当然です。

「電話でないの?」

「なんか隠していることない?」

このような際に、家族にばれるということが多いのです。

家族にばれると、当然ながら、家族も驚いて、しかも責められます。

「どうしてこうなったの!?」

「どうする気なの!?」

等々、最初は、借金にからむことだけだったのに、だんだん、

「そもそも、性格がだらしないからそうなるんだ」

「責任感が乏しい」

「真面目に仕事していない」

「向上心が足りない」

等々、人格攻撃にも及んでくるので、さすがに、原因は自分にあると分かっていても、つい逆切れしてしまいます。

「お前が節約しないからこうなるんだ!」

「誰の給与で生活できていると思っているんだ!」

「仕事っていうのは大変なんだ!お前に何が分かる!」

等々、こちらもつい感情が激高して、言わなくていいことも言ってしまいます。

そして、ただでさえ借金の問題で頭が痛いのに、家族内でもストレスが増え始めると、仕事にも悪影響です。

仕事に集中できなくなる

常に、借金の悩みを考えているので、職場においても仕事に専念できなくなり、ますます事態は悪化します。

そこで、例えば、仕事が捗らない、あるいはミスをするなどすると、

「ちゃんとやれよ」

「給与分は仕事しろ」

などと叱責されたり、嫌味を言われると、これはこれで、

「そもそも給与が安いからこうなるんだ」

「こんな会社で働いたせいで借金が増えた」

と、(ある意味逆恨みにも似た、しかし、自分では制御できない)怒りが込み上げてきてしまい、ますます仕事・職場が嫌いになってしまいます。

そうすると、上司からも疎まれ、同僚からも白い目で見られて、職場でも浮いてしまいます。

会社に居づらくなります。

訴訟(支払督促)を起こされる

債権者である金融業者も、ただただ、返済の督促を続けているわけではありません。

書面を送っても返済がない、電話をしても反応がない、ということですと、ついには法的手段に出るしかありません。

訴訟であったり、訴訟よりも簡易な手続きである支払い督促を起こしてきます。

債権者である金融業者が法的手続きを行うと、裁判所から郵便物が送られてきます。

さすがに、この時点では、もうマズイと思って、慌てて、債務整理の相談をしようとする人も多いですが、裁判所からの郵便物が怖すぎて、中身をあけることもできず、ただ現実逃避してしまう人も少なくありません。

その裁判所からの郵便物の中身は、

「訴状」といって、要するに、いくらいくらを支払え、という債権者である金融業者からの訴えの内容が記された書類

訴訟が起こされたので、いついつまでにこれに対する回答書(答弁書)を出せ、という案内文

いついつ裁判を開くので出席しなさい、という呼出状

が入っているのです。

それを無視していると、裁判は、欠席裁判になって、判決が出てきます。

判決もまた裁判所から郵送されてきます。

強制執行(給与差押え)がなされる

裁判の判決がなされると、「判決文」が交付されます。

「判決文」があれば債権者である金融業者は、強制執行をすることができるようになります。

強制執行とは、債務者の預金、車、不動産や給与等を差し押さえることです。

債権者である金融業者が一番よく行う強制執行が給与差し押さえです。

それは、通常、銀行預金等を差し押さえると言っても、借金の返済が滞っているぐらいですから、預金の残高はほとんどありません。

また、不動産(住宅・土地)を差し押さえると言っても、大概、住宅ローンがついているため、別の債権者が差し押さえるほどの余剰はありません。

車についても同様です。

そこで、一番、簡単かつ回収の可能性が高いのが給与になるのです。

ですが、おさえられた方は大変です。

当然、会社から呼びだされて、

「これどういうこと?」

などと聞かれますし、そもそも、このように給与差し押さえになるまで放置しておいたことについて、

「管理能力がない」

とか、

「だらしがない」

とか、

「そもそも普段から・・・」

等々。

もちろん、

「労働法上、差し押さえを理由に解雇はできないので安心です」

などと言っている弁護士もいるようですが、そういう問題ではありませんよね。

普通の神経で、それで何もなかったように仕事に専念できるものではありません。

最悪は、会社の人間の好奇の目や白い目に耐えられずに辞めざる得なくなることもあり得ます。

そこまで行ってしまうと、もう、【人生の悪循環のループ】から再生できなくなってしまいます。

【参考】こちらもご確認ください

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