弁護士法人東京ミネルヴァ法律事務所 解散とのこと(※注 破産報道前の記事です)

解散の経緯・理由については現在の所、不明です。

当事務所も、債務整理無料相談を実施しておりますが、その件で、ご相談者様から「弁護士法人 東京 ミネルヴァ法律事務所と連絡がつかない」旨のお話を伺い、検索したところ、「弁護士法人 東京ミネルヴァ法律事務所 解散」という第一東京弁護士会の案内を発見した次第です。

ですので、「弁護士法人 東京ミネルヴァ法律事務所」が、なぜ解散したのか?解散後どうなるのか?等々の情報は当事務所も何も持ち合わせておりません。

一応、何か、インターネット上で情報がないのか、ざっと見てはみましたが、「弁護士法人 東京ミネルヴァ法律事務所」の広告ばかりで、解散に関する情報は下記のライブドアブログ・ツイッターのみでした。

http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52256170.html

”弁護士法人東京ミネルヴァ法律事務所は、地方でずいぶんと派手に法律相談会を開き、新聞チラシ広告などを大量に撒いていたとの記憶があります。
事務所のウェブサイトは、まだ見られるようですが、所属弁護士は代表の方お一人になっているようです。よく経緯は存じ上げませんが、経営が大変だったのかもしれません。手広く広告をしていたので、案件が未処理となっている依頼者の数も多い可能性があり、これは大変だと思います。”

ただし、「経営が大変だったのかもしれません」云々は、とくに根拠が示されているわけでもなく、真相はよく分かりません。

なお、昔は、「弁護士法人ミネルヴァ法律事務所」というのが別に存在していたようで、そちらも、解散しているようです。

同じ組織なのかどうなのかもよく分からないですが、単に、名前(弁護士事務所名)を変更したわけではないようです。当事務所も弁護士法人ですが、解散と一口に言っても、そんな簡単なものではないのです。

依頼案件の処理・引継ぎや人員整理、会計上の清算も含めて、凄まじいエネルギーを要します。

ですので、解散と言うのは大事です。

解散と懲戒による業務停止とは異なります。

以前、アディーレ法律事務所やベリーベスト法律事務所が、業務停止になって電話がつながらないということがございましたが、解散と業務停止は異なります。

「業務停止」と言うのは、何か懲戒理由があると弁護士会が判断した場合に、その懲戒の制裁として、業務停止というペナルティを課すものです。

ですが、「解散」というのは、要は、廃業するというもので、何かのペナルティとして行われるものではありません。

もっとも、解散したから、懲戒がなされないというものでもありませんので、どこまで外部に情報が開示されるのかも分かりませんが、そのあたりは今後の推移を見るしかないです。

ホームページは閉鎖されておらず周到に解散を準備した感じはしない

解散という割には、きちんと計画立てて解散に至っているわけではないようで、ホームページは閉鎖されておりませんし、広告記事も出されたままです。

http://www.tokyo-minerva.com/

 ただし、ホームページを拝見しますと、

ご依頼者様、相談者様、関係者様へのお知らせ

と題して、

「東京ミネルヴァ法律事務所は 新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の政策・緊急事態宣言を真摯に受け止め、一定期間、業務内容を縮小し、人員を削減し依頼者様・相談者様対応にあたっております。それに伴いまして、電話やメールでのお問い合わせ対応が遅滞するおそれがありますことを予めご了承いただければと思います。ご迷惑をお掛け致しますが何卒ご理解いただけますと幸いです。」

という案内が出ております。

ですので、電話・メールの応対が滞っていたのはコロナの関係ではないかと依頼者の方も思っていたのかもしれません。

加えて、

「この度下記の日程にて事務所内工事のため電話が不通となりますので、お知らせいたします。
お客様並びに関係者の皆様には、何かとご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご高承賜りますようお願い申し上げます。

日時:2020年4月25日(土)・26日(日) 終日」

という案内も出しておりますので、電話工事が長引いて、電話が通じないのかと勘違いしている人もいたかもしれません。

ただし、他方で、

「弁護士として就職・転職を考えるなら 東京ミネルヴァ法律事務所へ」

という求人情報を出して、

”東京ミネルヴァ法律事務所のホームページにアクセス頂きありがとうございます。
代表弁護士の川島浩です。
弊所では、債務整理、過払い金返還請求、B型肝炎給付金 といった案件だけでなく、個人の不動産、離婚、相続、交通事故、破産再生、刑事少年事件といった案件から、企業法務・顧問業務も行っており、幅広く質の高いリーガルサービスを全国にお届けするため、日夜事務所員一丸となって業務に励んでいます。
東京ミネルヴァ法律事務所の使命は、ご依頼者の皆様のお役に立つことはもちろんのこと、弁護士業務を通じて、社会貢献と人材育成と考えています。
東京ミネルヴァ法律事務所において、重視するのは、仕事に対する熱意と皆さんの「これから」です。これまでの経験は問いません。
事務所員一同、一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。”

と熱いメッセージを書いておりますので、とても、解散を控えている弁護士事務所には思えません。本当に何があったのでしょうか?

すでに依頼してしまっている方はどうすればよいのか?

一番困るのは、依頼して着手金等を支払ったものの実際の作業を全くやってもらっていないという方です。

相談していただけ、とか、依頼はしたけど、まだ、お金を払っていないという方であれば、ギリギリセーフです。

多少、ややこしくはなりますが、今からでも別の弁護士事務所に依頼して、やり直すことが可能です。

もちろんですが、解散しているので、新規にこれから相談・依頼するなど言うのはあり得ませんが、実際、電話がつながらないのですから、相談・依頼しようがないですね。

ただ、もともと東京にしかオフィスがない事務所ですので、宮城・仙台の方で借金問題にお悩みの方の対応をするのは無理があったのかもしれません。